2008年2月16日土曜日

投資信託ベストガイド2008年版

今、東洋経済新報社の「投資信託ベストガイド」という雑誌を
読んでいます。


投資信託ベストガイド2008年版



定価が1,000円と、雑誌にしては少々値が張るのですが、ETF
の情報に加え、以前から気になっていた、日本の「長寿ファン
ド」に関する記事があったので、購入してみました。

投資をしていると、株価については、バブル時の最高値や、
2003年の低迷時の最安値のことなどが時々話題になりますが、
投資信託(ファンド)の場合は、基準価額については、あまり
話題にならないような気がします。

以前から、日本で販売されているファンドの中で、今まで一番
の高値を付けたファンドはどのような商品なのだろうかと思っ
ていました。

「投資信託ベストガイド2008年版」では、基準価額の最高値
などについては掲載されていませんでしたが、過去10年間で価
格が6倍も上昇している日本株ファンドや、1970年代、なかに
は1960年代(!)に設立されたファンドがあることも分かりま
した。そして、これらの長寿ファンドは、現在もそれなりのパ
フォーマンスを維持していることも記載されていました。この
事実は、長期投資を標榜している僕には、とても心強いもので
す。

個別銘柄に投資する場合、銘柄選択が重要なように、ファンド
においても、良い商品を選ぶことが大切ですが、最近のファン
ドブームに乗って、「雨後の竹の子」のように現れてくるファ
ンドの中から、自分が本当に信託出来るファンドを選ぶという
ことは、本当に大変な作業です。そうした中で、一つの指針と
なるのが、過去のファンドの実績などを、自分なりに分析して
みることなのではないかと思っています。

ファンドの場合、長期保有が基本になる(はず)と思いますが、
それならなおさら、過去長期に渡って実績を上げているファン
ドの情報(保有銘柄、信託報酬など)を収集して、長寿ファン
ドと呼ばれるファンドの特色などを理解して、そこからファン
ドを選ぶことが必要なのではないかと思います。

長寿ファンドということで、巻頭インタビューで、渋澤健氏が
「30年投信」の設立を準備しているとの記事が掲載されていま
す。面白そうですね。どのようなファンドになるのか、今から
楽しみです。

 

0 件のコメント: