時間のある時に読み進めていた、民主党副代表「岡田克也」さん
の近著を、今日ようやく読み終えました。
仕事の場面でもそうですが、困難なことに直面しても決して最後
まで「あきらめない人」というのは強いです。そして結果はその
人の思いの方向に流れていくことが多いです。
この「絶対にあきらめない」強い信念というのは、交渉事などが
多い政治の世界では、特に必要なことなのではないでしょうか。
この「政権交代」を読んでいると、政権交代に懸ける岡田さんの
熱意が生半可なものではないことが分かります。
「政権交代(講談社)」
自民党にいる頃から信念を貫いてきた政治家であったことが本書
を読んでよく分かったのですが、勝手な想像ですが、自民党を離
党してからの15年間の厳しい状況というものが岡田さんをより強
くしたのかも知れません。
そしてその信条に触れる時、「この人は(たぶんではなく、絶対
に)やるな」と思えてきます。
今の日本の政治は、「一度どこかでリセットする必要がある」と
思っています。経済の問題でも、政治家から聞こえてくる話しは
どこか人ごとのような感じで、「何とかして経済を立て直す」と
いうような強いメッセージは全く聞こえてきません。というより、
ただただ今の状況を「解説」しているだけのような感じです。
そういうことなら僕だって言えるんですけど。という感じです。
今の日本の政治というよりは、今の日本を変えるためには、政治
家や政党に期待して託すことも必要なことですが、本当に必要な
ことは、僕等国民が一番しっかりとしなくてはいけないというこ
とですね。次回の選挙で国民が一体どのような判断を下すのか、
結果が今から楽しみでもあります。
今までも数回、選挙などに関してエントリしてきましたので、今
回、「政治・選挙」というカテゴリを作ってみました。
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