2008年7月26日土曜日

政権交代 〜この国を変える〜(岡田克也)

時間のある時に読み進めていた、民主党副代表「岡田克也」さん
の近著を、今日ようやく読み終えました。

仕事の場面でもそうですが、困難なことに直面しても決して最後
まで「あきらめない人」というのは強いです。そして結果はその
人の思いの方向に流れていくことが多いです。

この「絶対にあきらめない」強い信念というのは、交渉事などが
多い政治の世界では、特に必要なことなのではないでしょうか。

この「政権交代」を読んでいると、政権交代に懸ける岡田さん
熱意が生半可なものではないことが分かります。


「政権交代(講談社)」



自民党にいる頃から信念を貫いてきた政治家であったことが本書
を読んでよく分かったのですが、勝手な想像ですが、自民党を離
党してからの15年間の厳しい状況というものが岡田さんをより強
くしたのかも知れません。

そしてその信条に触れる時、「この人は(たぶんではなく、絶対
に)やるな」と思えてきます。


今の日本の政治は、「一度どこかでリセットする必要がある」と
思っています。経済の問題でも、政治家から聞こえてくる話しは
どこか人ごとのような感じで、「何とかして経済を立て直す」と
いうような強いメッセージは全く聞こえてきません。というより、
ただただ今の状況を「解説」しているだけのような感じです。

そういうことなら僕だって言えるんですけど。という感じです。


今の日本の政治というよりは、今の日本を変えるためには、政治
家や政党に期待して託すことも必要なことですが、本当に必要な
ことは、僕等国民が一番しっ
かりとしなくてはいけないというこ
とですね。次回の選挙で国民が一体どのような判断を下すのか、
結果が今から楽しみでもあります。


今までも数回、選挙などに関してエントリしてきましたので、今
回、「政治・選挙」というカテゴリを作ってみました。

 

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