2010年11月13日土曜日

大菊厚物とクッションマム

今年も会社の上司から、それはそれは見事な観賞用の菊を頂きま
した。

上司は毎年のように、菊花大会で「ナントカ大臣賞」を取るよう
な、言ってみれば「菊づくり」のセミプロみたいな人で、毎年こ
の時期になると、大量に育てた色々な菊を病院やら近所にあるホ
テルやらに無料で貸し出したりもしています。

自宅近くに菊用のビニールハウスを建てて(!)、そこで大切に
育てているんですが、車でそこを通りかかる人が、わざわざ車を
停めて見に来るくらい本当に見事な咲かせっぷりです。

で、僕が早朝会社に出社すると、毎日一番に出社をしているこの
上司とまずは話しをすることになるのですが、この時期はもうほ
とんどが菊の話しで、僕も大事な上司でもあり、辛抱強く毎日そ
の話しを聞きます。というような訳で、毎年僕の家にも育てた中
から、かなり良いものを持って来てくれるようになったという訳
です。

今年、僕の家には、僕が好きな大菊の「三段仕立て」の「ダルマ
づくり」と言われる枝を低く育てたものと、「クッションマム」
という西洋菊を持って来てくれました。


大菊の「ダルマづくり(右)」と「クッションマム(左)」



おそらくこれも見る人が見れば「スゴイ」と思うと思いますが、
(特に今年は夏の猛暑の影響で、ここまで大きく育てること自体
がとても難しかったようです)まずは大菊の大輪の方は、花の大
きさが他のものとは全く比べ物になりません。そしてクッション
マムの方も花全体の大きさが、こちらも他のものと、さらに園芸
店などで売っているものなどとも比べ物にならないくらい大きい
です。このクッションマムは、色も真っ赤で本当にきれいですね。

今まで専務だったこの上司は、秋から非常勤顧問となったので、
今まで以上に自分の時間が持てるようになったようです。(町内
会の役員の仕事が忙しいよと、時々ぼやいていますが・・・)

趣味もここまでくれば大したものですね。僕が見る限りはですが、
奥様も咲いた菊を見て喜んで、嬉しがっているようなので、奥様
のお墨付きという点でも、老後の良い趣味と言えるのではないで
しょうか。


来年もまた、楽しみにしたいと思います。

 

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