2014年5月6日火曜日

佐伯祐三展(静岡県立美術館)

先日、GW中に行こうと決めていた、静岡県立美術館
開催されている「大阪新美術館コレクション 佐伯祐三と
パリ ポスターのある街角」展に行ってきました。


 「佐伯祐三とパリ ポスターのある街角」

ほぼ終日小雨が降る中、上は使わずに、下(国道ですね)
で行ってきました。

本当はそろそろ新東名ってのを走ってみたかったんですが、
まぁあれですよ、予算の関係ですよ。。。

僕が最も好きな日本人画家のうちの一人である佐伯祐三の
展覧会には、ブログにエントリもしていますが、直近では
2008年の横浜そごう美術館での展覧会に行っていますね。

んー、やっぱり何度見ても佐伯祐三の画には毎回感動させ
られますね。一度目の渡仏から、結果として命を落とすこ
とになる二度目の渡仏まで、時間軸に沿って彼の画を見て
いった時に、その画風と共に何とも言えず悲しい気持ちに
なったのですが、今回は最後の最後、展覧会場を出た後に
静岡県立美術館所蔵の彼の作品である「ラ・クロッシュ
が見れたことで全てが救われた気がしました。

今まで一度見てみたかった「ラ・クロッシュ」が見れて、
今回は本当に嬉しかった。

晩年の黒を基調とした画を見てきた後で、緑や赤など、
鮮やかな色も使っていた画を見れたことで、本当、最後
に救われた気がしましたね。

今回、「ラ・クロッシュ」が美術館の所蔵作品というこ
ともあってか、会場外に展示されていたので、この大傑
作を見ずに会場(美術館)を後にしている人も多かった
と思うのですが、(実際、じっくりと見ているのはその
時は僕くらいでしたけどね。。。)静岡県立美術館に来
て、しかも佐伯祐三展に来てこれを見ずに帰ってしまう
のは、本当にもったいない。

美術館サイドも、もっとアナウンスをしてあげれば良か
ったのにと思いましたね。

ただ、静岡県立美術館は、隣の県立大学の建物などと相
まって、実に文化的・芸術的ないい感じのする美術館で、
大好きな美術館のうちの一つです。


 静岡県立美術館


いつか、佐伯祐三の生誕の地でありお墓のある、大阪
「光徳寺」に行ってみたいものだと思います。
 

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