2009年6月7日日曜日

2009年6月・第1回目(2027年まで残り18年)

GMがついに「破綻」しました。

結局、米国のビッグスリーの2つが「破綻」してしまいました。


6月2日の「ニュースモーニング・サテライト」で、コメンテータ
ーが、GMの中興の祖『アルフレッド・スローン』の書籍を紹介
していましたが、ふと、以前「日経新聞」に掲載されたピーター
・ドラッカーの『私の履歴書』のことを思い出し、本棚からスク
ラップを引っ張り出してきて、読み直してみました。

日経新聞「私の履歴書(ピーター・ドラッカー)」


「経営を発明した人」と言われるピーター・ドラッカーが、
1940年代当時、世界最大企業のGMから、『こんな助言なら気に
入ってもらえそうなどと決して妥協しないで欲しい』と依頼され
てGMの企業調査を実施したこと。そしてその調査結果(人が
作った
もので四半世紀以上も有効なものはなく、GMの経営も例
外では
ない)は、当時GMに全く受け入れて貰えなかったこと。

そして、この調査結果は当のGMではなく、当時のフォード再建
の教科書として採用されたこと。更に、企業調査後にGMの30万
人(!)の従業員に対して実施された「従業員意識調査」の結果
もGMでは受け入れられず、その調査結果は「トヨタ自動車」に
持ち込まれることになったこと。

こんな内容を読んでいて、今回のGM破綻劇というのは、何かも
う半世紀前に既に決まっていた、見えていたような気すらしてき
ました。

いつの時代も経営というのは難しいものですね。そしてその難し
い企業経営の上に投資というものがあると思うと、投資というも
のもまた難しいものなんだと思います。


新生GMは、半世紀前の「経営の発明者ことピーター・ドラッカ
ー」と、中興の祖「アルフレッド・スローン」の指摘を教訓とす
ることが出来るでしょうか。GMの再生は米国経済だけの問題で
はないと思うので、これからの再生過程というのをしっかりと見
ていく必要があると思っています。


2008年下半期までの「総投資額および総評価損益の推移」に
ついてはこちら(画像化したグラフ表示)。




ファンドA(さわかみ)
投資金額・・5,040,290円
基準価額・・11,643円(評価損益 - 1,132,554円

ファンドB(トヨタアセット・バンガード海外株式)
投資金額・・1,820,017円
基準価額・・9,122円(評価損益 - 526,071円

ファンドC(あすのはね)
投資金額・・360,000円
基準価額・・6,834円(評価損益 - 69,816円

ETF(TOPIX連動型)
投資金額・・1,513,390円
取引値・・・943円(評価損益 - 546,930円

個別銘柄(SBIホールディングス)
投資金額・・579,100円
株価・・・・17,750円(評価損益 - 403,270円


総投資額・・・・9,312,797円
総評価額・・・・6,634,156円
総投資収益率・・- 28.76%
__________________________________________

総評価損益 - 2,678,641円

 

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